【利用しないと損】オンライン診療のメリット3選!対面診療との違いや注意点を紹介

「オンライン診療って何?」
「どんな症状のときに利用できるのか分からない」
「オンライン診療のメリットやデメリットを知りたい」

コロナ禍になってからオンライン診療とよく聞くようになりましたが、イマイチどのようなものかわからずやったことがない人も多いはず。オンラインと言われると、なんだか難しい気がしてしまいますよね。

私は病院で10年以上事務として働いていますが、オンライン診療で聴診や触診・検査などをしなくても、ちゃんとした診断ができるのかなと思っていました。

しかし、調べてみるとオンライン診療は病院に行く手間や待ち時間がなくなるというメリットがあることがわかりました。

そこでこの記事では以下について解説していきます。

  • オンライン診療についてと対面診療の違い
  • オンライン診療を受けるべき3つの理由
  • オンライン診療を受けるときの3つの注意点
  • オンライン診療のおすすめアプリ

オンライン診療はとくに小さいこどもを連れて受診する必要がある人、高齢で介助が必要な家族を受診させる必要がある人にぜひ読んでいただきたい内容です。

ぜひこの記事を参考にしてオンライン診療を利用してみてください!

目次

オンライン診療とは?概要をわかりやすく解説

オンライン診療1

オンライン診療とは、パソコンやスマートフォンを使って画面越しに診察をしてもらうこと。つまり、ネット環境と通信機器さえあれば病院に行かなくても診察してもらえます。

ここではオンライン診療について以下のことについて解説していきます。

  1. オンライン診療の種類
  2. オンライン診療と対面診療の違い

それぞれ詳しく解説していきます。

1.オンライン診療の種類

オンライン診療インターネットを通して医師が患者を診察して薬を処方できる
オンライン受診勧奨
(医療機関の受診をすすめること)
インターネットを通して健康不安の相談に乗り、疑われる疾患を伝えたり受診をうながしたりする
(診断や処方はなし)
遠隔健康医療相談
(医師 または看護師)
電話で医師または看護師が病気やけがの対処法や受診すべきかなどのアドバイスする(診断や処方はなし)
オンライン診療の種類

オンライン診療は3種類ありますが、実際に診察できるのは「オンライン診療」のみ。他の2種類は相談にとどまります。

「オンライン受診勧奨」はオンライン診療に似ていますが、問診のみで診断はしません。疑われる疾患を伝えたり、受診すべき診療科を伝えたりすることで医療機関を受診してもらうこと

「遠隔健康医療相談」は、休日や深夜などクリニックが開いていない時間帯に相談できるもの。子ども医療電話相談事業(#8000)がこれに当たります。

#8000は私の上の子が小さいときに何度かお世話になりました。急にこどもがぐったりするとどうしていいかわからなくなるので、的確にアドバイスしてもらえてかなり心強かったのを覚えています。

2.オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療は一般的な対面診療と違いできることが限られています。

項目オンライン診療でできることオンライン診療でできないこと
内容問診:患者の状態を聞き出すこと
視診:視覚的に患者の様子を見て診察すること
処方:診断を元に薬を処方すること
聴診:聴診器で体内の音を聞いて診察すること
触診:患者の体に触れて診察すること
検査:採血やレントゲンで調べること
処置:患者の体に直接治療すること
診断【症状に変化がないもの、軽めのもの】
花粉症
偏頭痛
疲れ目
かぜ
高血圧
軽いアレルギー症状
【急変の可能性のあるもの、重症なもの】
ぜんそく発作
激しい腹痛、頭痛
交通事故
意識がない
ひどいやけど
オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療は患者に触れられないため、聞き取りと画面上で見て判断できる範囲でしか診察できません。そのため、診察できるのは比較的症状が軽いものやあまり病状の変化がないものに限られます

オンライン診療をして万が一重症だと判断された場合は、医療機関の受診や救急要請をすすめられる場合もあります。検査や処置が必要な場合も同様です。

オンライン診療のメリット3選

オンライン診療2

オンライン診療を受けるメリットは以下の3つです。

  1. 待ち時間・移動時間を短縮できる
  2. 郵送で薬を受け取れて服薬指導も受けられる
  3. 感染症を気にせず気軽に受診できる

それぞれ詳しく紹介していきます。

1.待ち時間・移動時間を短縮できる

オンライン診療を受ける1番のメリットは、待ち時間と移動時間がなくなること。病院を受診すると、必ずと言っていいほど長い待ち時間がありますよね。仕方ないとは思っていても、体調が悪いなか長時間待つのはしんどいもの。

小さな子供や介護が必要な人、高齢者を病院に連れて行くのもラクではないですよね。そのため、待ち時間や移動時間を気にしなくていいオンライン診療はかなりオススメ。

オンライン診療を受けられる病態ならぜひ利用してみてください。

オンライン診療を受けるならsokuyakuがオススメ

\手数料1回165円!薬の当日配達も!/

2.郵送で薬を受け取れて服薬指導も受けられる

オンライン診療を受けたときに処方された薬は自宅まで郵送してもらえます。薬局に取りに行く選択もできますが、せっかく受診しなかったのに薬局まで行くのは少し面倒ですよね。

郵送の場合は送料がかかります

アプリによっては服薬指導も受けられます。初めての薬を処方された人や、元々飲んでる薬がある人は利用してみましょう。

服薬指導とは、薬剤師から薬の飲み方などを指導してもらうこと。処方箋をもらって調剤薬局に行ったときに薬剤師の方から、受診の理由を聞かれたり、薬の飲み方などを教えてもらったりしますよね。それが服薬指導で、適正な薬を処方するために行われます。

3.感染症を気にせず気軽に受診できる

新型コロナウイルスやインフルエンザの流行がなかなかおさまらなくて、病院を受診しにくいですよね。オンライン診療の場合は、感染症を気にせずに受診できるのでかなり安心。

新しい病院では感染症の人と動線が別れているところは大丈夫ですが、そうでない病院もあります。別の病気で受診したのに、病院で感染症にかかってしまったら元も子もないでしょう。

オンライン診療なら感染症のリスクも回避できるのでオススメですよ!

オンライン診療を受ける時の3つの注意点

オンライン診療3

オンライン診療を受けるときの注意点は以下の3つです。

  1. インターネット環境やキャッシュレス決済が必要になる
  2. 診察代の他にシステム手数料がかかる場合もある
  3. 疾患によってはオンライン診療できない

それぞれ詳しく解説していきます。

1.インターネット環境やキャッシュレス決済が必要になる

オンラインというからにはインターネット環境が必須です。パソコンがなくても、スマホがあればアプリからオンライン診療はできます

以下のようにスマホは人口の約9割近い方が所有しているため、オンライン診療を受けやすい状態です。

2021年の情報通信機器の世帯保有率は、「モバイル端末全体」で97.3%であり、その内数である「スマートフォン」は88.6%、パソコンは69.8%となっている

引用:総務省令和4年版「情報通信白書」

オンライン診療は基本的にクレジットカードのキャッシュレス決済での支払いです。

画像引用:経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」

経済産業省の統計によるとキャッシュレス決済は2022年時点で36.0%、そのうちクレジットカードは30.4%とキャッシュレス決済の中でも大きな割合を占めています。我が国の売り上げの3割がクレジットカードと考えるとかなりの普及率ですよね。

オンライン診療は高齢者には少しハードルが高いかもしれませんが、20~60代くらいなら比較的気軽に利用できそうです。アプリによっては自宅のテレビをネットにつなげてオンライン診療を受けられるサービスもあるので、こちらを利用するがいいでしょう。

2.診察料の他にシステム手数料などがかかる場合もある

オンライン診療は診察料の他にシステム手数料や配送料がかかります。システム手数料や薬の配送料は会社によって異なりますが、合わせて約1,000円程度

対面診療よりも多少割高になるかもしれませんが、移動や待ち時間をお金で買ったと思えばそこまで高くないでしょう。

オンライン診療の保険診療代

項目対面診療オンライン診療
初診2,880円3割負担:864円2,510円3割負担:753円
再診730円3割負担:219円730円3割負担:219円
処方箋料3割負担:84~225円【一般名処方加算含む】
一般的なクリニックの診察料(3割負担の場合)

診察のみなら、オンライン診療は初診の3割負担で753円、再診の3割負担で219円です。そのほかに指導料や処方箋料などがかかる場合があります。

オンライン診療は初診料や指導などを行う一部の医学管理では、対面診療の約87%の金額と少し安くなっています。

初診のオンライン診療のおおまかな料金(3割負担)

診察料+処方料+システム手数料・配送料=約800円+約250円+約1,000円=約2,050円

上記はあくまで目安なのでもっとかかる可能性もあります。

3.疾患によってはオンライン診療できない

オンライン診療で診察できるものオンライン診療で診察できないもの
【症状に変化がないもの、軽めのもの】
花粉症
偏頭痛
疲れ目
かぜ
高血圧
軽いアレルギー症状
【急変の可能性のあるもの、重症なもの】
ぜんそく発作
激しい腹痛、頭痛
交通事故
意識がない
ひどいやけど
オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療は基本的に症状の軽いものや経過があまり変わらないものしか診てもらえません。理由は聞き取りと画面上で見たものでしか判断できないからです。

重症なものや緊急を要するもの、検査や処置が必要なものは診察してもらえずに医療機関への受診をすすめられるので注意しましょう。

オンライン診療のおおまかな流れ

オンライン診療4

オンライン診療はアプリによって使い方は多少異なりますが、おおまかな流れは一緒なので紹介していきます。

オンライン診療に必要なもの
  • オンライン診療アプリ
  • スマートフォン(パソコン)
  • 保険証
  • クレジットカード
STEP
オンライン診療のアプリをダウンロードする

必要なアプリをダウンロードしましょう

STEP
患者情報を登録

基本的な情報や保険証の情報を登録します

STEP
診察予約をする

空いている時間に診察予約をして、WEB問診を入力します

STEP
診察

予約時間が来たら診察を行います

スマホ画面を通して症状を確認して診断をします

STEP
決済

クレジットカード等のキャッシュレス決済で支払います

STEP
処方

診察で薬がでたら、薬局に取りに行くか郵送で薬を受け取ります

服薬指導ができる場合は服薬指導も行います

アプリをダウンロードして診察予約さえすれば、家で待っているだけでいいのでかなりラクですよね。

お薬が出て薬局から郵送してもらう場合は、送料がかかります。もし取りに行けそうな病態なら取りに行くといいでしょう。

オンライン診療のおすすめアプリ3選を紹介

オンライン診療5

オンライン診療のおすすめアプリは以下の3つです。

  1. sokuyaku(ソクヤク)
  2. CLINICS(クリニクス)
  3. curon(クロン)

それぞれ詳しく紹介していきます。

1.sokuyaku(ソクヤク)

sokuyaku
画像引用:sokuyaku公式サイト
登録医療機関数約8000件
手数料等1回の診療につき165円
配送料:当日配送550円、翌日配送440円
特徴手数料が安く、月額550円のサブスクなら家族全員手数料無料

薬の当日配送が可能(一部地域)
ピルやAGAなどの自由診療できる
sokuyakuの特徴

大きな特徴は、サブスクと一部地域で薬の配達があるところ。手数料自体165円と安いですが、サブスクだと月額550円で家族全員の手数料が無料になります。家族での利用が多い場合にうれしいシステムですね。また、一部地域のみですが、当日中に薬の配達も可能です。

薬を配送してくれる一部地域

  • 東京都全域
  • 神奈川県(川崎市、横浜市)
  • 大阪府(大阪市、東大阪市)
  • 愛知県(名古屋市)
  • 福岡県(福岡市、北九州市 小倉南区・小倉北区・八幡東区)
  • 広島県(広島市)
  • 北海道(札幌市)

※他の地域も順次拡大中

2.CLINICS(クリニクス)

クリニクス
画像引用:CLINICS公式サイト
登録医療機関数約3,100件
手数料等決済額に対して3.45%の費用負担
特徴病院、クリニック、歯科医院、調剤薬局が登録されている
薬剤師との服薬指導もオンラインで受けられる
お薬手帳の管理もできる
CLINICSの特徴

CLINICSは登録医療機関が多く比較的地方のクリニックも対応しているので、普段のかかりつけ医をオンラインで受診できる可能性も。

医療機関と調剤薬局どちらも対応していてお薬手帳も管理できるため、このアプリがあれば一元管理ができるのもポイントです。

3.curon(クロン)

curon
画像引用:curon公式サイト
登録医療機関数約6000件以上
手数料等1回の診察につき330円
配送料(税込):宅急便コンパクト750円(送料680円+宅急便コンパクト箱代70円)、宅急便960円
特徴比較的手数料が安い

薬の配送がクロネコヤマトで安心
免疫舌下療法や糖尿病の血糖管理ができる
curonの特徴

比較的手数料が安いのが特徴。登録医療機関も多いため、普段のかかりつけ医でオンライン診療ができるかもしれません。定期的に通院が必要な、アレルギーの免疫舌下療法や糖尿病の血糖管理ができるのもうれしいポイントです。

【まとめ】オンライン診療を活用して時間を上手に使いましょう

オンライン診療7

オンライン診療はスマホやパソコンとインターネット環境があれば、アプリを登録するだけで簡単にできちゃいます!

オンライン診療のメリットと注意点は以下の通りです。

メリット注意点
待ち時間・移動時間を短縮できる
郵送で薬を受け取れて服薬指導も受けられる
感染症を気にせず気軽に受診できる
インターネット環境やキャッシュレス決済が必要になる
診察代の他にシステム手数料がかかる場合もある
疾患によってはオンライン診療できない
オンライン診療のメリットと注意点

オンライン診療は実際に触れて診察したり検査したりできないので、重症な患者さんは利用できません。対面診察より割高になる可能性もありますが、待ち時間や移動時間のストレスがなくなるだけでもかなりのメリットです。

試してみたい方は以下のアプリがオススメ。

それぞれ特徴があるので、ご自身に合ったアプリを見つけて利用してみてください。

忙しいからなかなか病院に行けない人や感染症が怖くて行くのを我慢している人は、一度オンライン診療を利用してみましょう。全国のいろいろな病院を受診できるので、きっとご自身にあった病院が見つかりますよ。オンライン診療を利用して時間を有効に使いましょう!

オンライン診療を受けるならsokuyakuがオススメ

\手数料1回165円!薬の当日配達も!/

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